消防ロボットシステム:イントロダクション
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イントロダクション
本消防ロボットシステムは、消防庁消防大学校消防研究センターが進めている「エネルギー・産業基盤災害対応のための消防ロボットシステムの研究開発」プロジェクトに参画して開発を手掛けてきたもので、専用の搬送車両1台に搭載されて現場に移動することができる設計になっています。同プロジェクトのロボットのうち、放水砲ロボット及びホース延長ロボットの当社2機種は、堅牢な足回りで高い走破性を持つ農業用小型バギーを改造した専用車体にGPS(全地球測位システム)やレーザーセンサーを搭載し自律制御可能な移動台車としたものです。
消防ロボットシステムによる消火活動の流れ
- 消防隊員が消防ロボットシステム搬送車両を運転し、火災現場に近い安全アエリアへ出動。
- 搬送車両からロボットを搬出し、ケーブルやホースの接続等の準備作業の実施。
- 偵察・監視ロボット(走行型・飛行型)が出動。
- 偵察・監視ロボットからの情報をもとに、放水砲ロボット・ホース延長ロボットが連結して火災現場近くの放水位置まで自律移動。
- 放水砲ロボットを設置し、ホース延長ロボットがホースを自動敷設。完了後、ホースとポンプを接続して放水開始。