風力発電プラント:コンサルティング
風力発電プラント:コンサルティング
この製品の取り扱い会社:
コンサルティングサービス
風力発電所の新規開発に取り組まれる事業者様に向けて、コンサルティングサービスを提供します。
公募入札ステージにおける以下の業務を支援します。
- サイト地区の活用調査
- 地元企業、汎用品国内メーカ、工事輸送・検査メーカに関するアドバイザリー業務
- 風車OEMサプライヤの国内化検討
- 事業者→風車OEM 要求仕様サポート(TSA、SAA)
- 標準風車データに基づく風車荷重解析・連成解析・発電量推定
- 風車設計支援(OEM資料レビュー、国内適合性評価(法規、環境)、公募資料作成支援 など)
事業者選定~運開ステージにおける以下の業務を支援します。
- 事業者作成O&M要求仕様書及び風車OEMメンテナンス要領書レビュー
- 風車OEM/サプライヤレビュー
- ウィンドファーム認証時、工事計画申請時支援
- 品質管理支援(各種検査、パンチリスト作成)
- 建設管理支援(計画書&工程表レビュー、TA派遣)
- 使用前安全管理審査対応支援、TA派遣
O&Mステージにおける以下の業務を支援します。
- 定期点検結果レビュー&保全方針提案
- 法令点検/安全管理審査時の技術支援
- 不適合発生時技術支援(品質管理、建設管理含む)
- 予防保全支援、風車設計関係コンサル全般(メンテナンス支援、トラブル対応等)
- 運用延長検討支援・撤去工法検討支援
風車OEMの情報がまだ十分でない開発ステージの初期検討段階で、以下のエンジニアリングサービスを提供します。お困りごとあればご相談下さい。
洋上風車向け設計支援(連成解析とタワー設計)
基本設計段階から風と波の相互作用を考慮した連成荷重解析が必要です。本サービスでは、下部構造(モノパイル、ジャケット、浮体)設計会社とコラボレーションします。なお、複数の下部構造設計会社様との解析実績があり、好評をいただいてます。
- 風車部と下部構造の一体解析モデルを作成します。風車部には、標準風車モデル(IEA 15MWなど)を使用します。
- 一体解析モデルを用いた風・波連成荷重解析を行い、下部構造設計に必要な荷重などを評価します。
- 荷重解析 ⇔ 下部構造設計 のイタレーションを進めることにより、風車OEMが決まる前の段階から、下部構造の基本設計を進めることが可能となります。
- 浮体動揺や地震の影響を加味した荷重を用い、国内法規に準拠したタワーの試設計が可能となります。
洋上風車向け設計支援(標準風車を用いた連成解析)
DTU, IEA などが準備した標準風車(一般化モデル)を用いた連成荷重解析を行います。海外風車OEMの仕様に合わせて基本的な風車体格を変化することで、商用機種を想定した解析が可能です。
洋上風車向け設計支援(浮体式風車の連成解析)
浮体の基本諸元を定める基本設計を行うために必要な風車の基本情報として、タワー基部荷重、重量、重心を浮体メーカーに提供します。
基本設計によって定まった浮体の基本諸元(あるいは浮体の数理モデル)を提供頂き、風車シミュレーションツールの中で風車と浮体を合体させた連成解析モデルを構築します。なお、浮体式風車においても浮体設計会社様との解析実績があり、浮体式風車の解析・実証実績を基にした三菱重工の解析技術に対し好評をいただいてます。
- 初めに波浪外力のみを与えた際の波浪応答を求め、浮体メーカーの応答と比較し、浮体風車モデルが適切に作成されていることを確認します。
次に、風と波を与えた連成荷重解析を行い、疲労荷重と終局荷重を算定します。 - その結果から、浮体風車としての各種安定性、荷重、発電量、タワー設計を行い、その結果を風車仕様、浮体仕様へフィードバックし、各々の最適化を行います。
風車配置計画の最適化検討・評価
発電事業者様において、計画中の配置案が適切なのか悩まれることが多いところです。風況と荷重、二つの指標を相互に考慮し発電量向上につながる配置最適化検討を支援します。
ウィンドファーム認証支援
洋上風力連成荷重解析、タワー照査、ナセルカバー照査について、ウィンドファーム認証取得支援実績があります。