第15回「CSR委員会」の開催について

三菱重工は、CSRを経営の基軸に据え、「常に社会の視点に軸足を置き、社会の期待に応え、信頼される企業を目指す」ため、平成18年10月に社長を委員長とするCSR委員会を設置して、CSR活動を積極的に活動しております。また、第14回CSR委員会審議結果に基づき、社会的課題により実践的かつ機動的に対応すべく、今回よりCSR担当役員(社長室長)を委員長、その他コーポレート担当役員を委員とする構成に改め、新体制となりました。
 第15回「CSR委員会」を下記の通り開催しましたので、概要をご報告します。

開催日時等

日時 2013年12月2日(月曜) 15時00分~16時00分
場所 品川本社ビル26階2601会議室
出席者 委員長:有原常務
委員:野島常務、水谷常務、児玉常務、船戸常務
事務局:広報部

議題

審議事項

ア.(新)CSR委員会運営要領、CSR推進体制
イ.社会的課題への対応:「人権基本方針」

報告事項

ア.紛争鉱物への取り組み
イ.理科授業
ウ.東日本大震災復旧・復興支援
エ.その他の社会貢献活動
オ.旧「職制ライン活動」の今後の展開

議事内容

審議結果

ア.CSRの経営への統合に向けた施策として前回承認された(新)CSR委員会に関して、具体的な運営要領および推進体制について了承された。

イ. 人権基本方針について、以下の案にて了承された。基本方針に紐付く各課題の個別方針は、グローバルな社会的課題と動向に合わせて対応を検討していく。

三菱重工グループは、社是に基づき、真に社会の進歩に貢献する企業であり続けるため、人権尊重の責任を果たす努力をしていきます。人権侵害などの悪影響を及ぼすことや、これを助長する行為の回避に努めるため、国連人権理事会が採択した「ビジネスと人権に関する指導原則」の考え方に沿って行動します。

報告結果

ア.紛争鉱物問題(注1)について、各製品別に個別対応している現在の調査状況を報告した。今後は、調達総括部を中心に全社的な情報の横通しを図ることとし、具体的な仕組み作りやシステム導入が必要となった場合は、技術統括本部を中心に検討する。

(注1)
紛争地で産出される鉱物の一部が、虐殺などの非人道的行為をはたらく武装勢力の資金源となっている問題。コンゴ民主共和国及び隣接国で産出される錫、タンタル、タングステン、金を対象にその使用状況開示を求める規則が米国で成立、2013年より適用される。

イ.理科授業および東日本大震災復旧・復興支援等の社会貢献活動について、今年度の活動実績を報告した。

ウ.前回審議を受け運用や評価の見直しを実施した職制ライン活動(注2)については、CSRだけが網羅的に点検する現行手法を打ち切ることとし、今後はその他の課題と並列に対応していくことを報告した。

(注2)
各職制が取り組むCSRに係わる活動について、継続的な推進を図る活動。

第15回 CSR委員会

  • ※1CSR=Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任、信用、信頼、期待)

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