加圧水型原子力発電プラント:発電プラントの歴史
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発電プラントの歴史

三菱重工グループは、日本初の加圧水型原子力発電プラント初号機である美浜1号機を昭和45年に完成しました。

以降、継続的に軽水炉プラントの改良の技術開発をかさね、現在では、信頼性、安全性、稼働率、被ばく低減のすべてにおいて世界に誇れる水準の原子力発電プラントを納入することができるようになりました。今後もさらに、経済性、運転性の向上をめざして改良を進めています。

発電プラントの歴史
昭和45年 美浜1号
  • 1970年11月28日 営業運転開始
  • わが国PWR発電プラント初号機運転開始(2ループプラント)
  • 加圧器国産
  • タービン発電機国産(蒸気再熱方式)
47年 美浜2号
  • 1972年7月25日 営業運転開始
  • 三菱主契約プラント初号機運転開始
  • 蒸気発生器国産
  • 原子炉容器国産
49年 高浜1号
  • 1974年11月14日 営業運転開始
  • 3ループプラント初号機運転開始
  • タービンEHガバナ
  • AVT(All Volatile Treatmentヒドラジン処理)給水処理への切替え
50年 玄海1号
  • 1975年10月15日 営業運転開始
  • 炉内構造物国産
  • 制御棒駆動装置国産
高浜2号
  • 高浜2号機 1975年11月14日 営業運転開始
51年 玄海1号
  • 復水脱塩装置による高純度水処理
美浜3号
  • 1976年12月1日 営業運転開始
  • 配管ユニット化
52年 伊方1号
  • 1977年9月3日 営業運転開始
  • 44インチ高効率タービン翼
54年 大飯1号
  • 1979年3月27日 営業運転開始
  • 4ループプラント初号機運転開始
  • 17×17燃料
  • 二段蒸気再熱方式
  • アイスコンデンサ型格納容器
  • 固定子水冷発電機
大飯2号
  • 1979年12月5日 営業運転開始
56年 玄海2号
  • 1981年3月30日 営業運転開始
  • 1次冷却材ポンプ国産
  • アップフロー式炉内構造物
57年 伊方2号
  • 1982年3月19日 営業運転開始
59年 川内(せんだい)1号
  • 1984年7月4日 営業運転開始
  • MITI改良標準化1号機
  • 全チタン復水器
  • 一体型原子炉容器蓋
  • スーパーサイズ湿分分離加熱器
60年 高浜3号
  • 1985年1月17日 営業運転開始
  • 新型1次冷却材ポンプ
  • 厚肉鋼製格納容器
  • 低圧タービンロータ一体化
  • 所内単独運転移行対応
高浜4号
  • 1985年6月5日 営業運転開始
川内(せんだい)2号
  • 1985年11月28日 営業運転開始
62年 敦賀2号
  • 1987年2月17日 営業運転開始
  • PCCV(プレストレストコンクリート製格納容器)
  • 原子炉容器炉心領域鍛造化
平成元年 泊1号
  • 1989年6月22日 営業運転開始
  • わが国50HzPWRプラント初号機運転開始
  • 50Hz向け1次冷却材ポンプ国産
3年 泊2号
  • 1991年4月12日 営業運転開始
  • ディジタル式制御装置
  • 新型中央制御盤
  • 発電機負荷開閉器
大飯3号
  • 1991年12月18日 営業運転開始
5年 大飯4号
  • 1993年2月2日 営業運転開始
6年 玄海3号
  • 1994年3月18日 営業運転開始
伊方3号
  • 1994年12月15日 営業運転開始
  • 52インチ翼 低圧タービン
9年 玄海4号
  • 1997年7月25日 営業運転開始
21年 泊3号
  • 2009年12月22日 営業運転開始
  • 54インチ翼低圧タービン
  • 改良型中央制御盤
  • 制御・保護系の全ディジタル化

三菱重工グループの実績