化学

エネルギー・化成品・環境分野でサステナブルな社会を実現する

主要技術

1.化工・反応

物性推算技術、各種単位操作(反応操作・分離技術等)、プロセス強化、プロセス設計・制御技術、反応速度解析・連成解析を用いた装置設計技術

2.触媒・機能材

触媒・機能材の設計・調整・評価技術、反応機構推定技術、高分子物性推算・評価技術、分子シミュレーション技術

3.化学分析

ガス・液体・固体(表面・界面・状態)の試料取扱・分析技術、オンサイト分析・モニタリング、オペランド分析

4.腐食防食

腐食・SCC挙動評価技術、防食設計技術

1.炭化水素熱分解反応機構の解析技術
2.分子シミュレーションを用いた
低温アンモニア合成触媒の開発
3.レーザーアブレーション誘導結合プラズマ - 質量分析
4.流動場を考慮した海⽔ポンプの電気防⾷解析技術

開発事例

1.CO2回収装置

火力発電所排ガスから効率的にCO2を回収するため、アミン吸収液KS-1を用いたKM CDR Process®を開発しました。1999年の初号機以降、国内外で多数の実機を稼動させており、2016年には米国で世界最大のCO2回収装置を納入しました。この技術は大河内記念技術賞を受賞し、海外業界誌(Power Magazine等)にも紹介され、高く評価されています。

CO2 回収装置(KM CDR Process® 、関西電力㈱と共同開発)

2.固体酸化物形燃料電池(SOFC)

ハイブリッドシステムを市場投入。業務・産業用に開発した固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)とマイクロガスタービン(MGT)の組み合わせによる加圧型複合発電システム(ハイブリッドシステム)の販売を開始(2017年)。

SOFCセルスタックの構造
SOFC250kWマイクロガスタービン ハイブリッドシステム