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三菱重工相模原ダイナボアーズは、2024-25シーズンのクラブスローガンを決定しましたのでお知らせいたします。また、NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25シーズンに向けたクラブの指針、キャプテンおよびバイスキャプテン、さらに新シーズンのジャージデザインも併せて発表いたします。
1. 2024-25シーズン クラブスローガン
【心燃える瞬間を -DYNA IMPACT-】
選手たちが懸命にプレーする姿含め、ダイナボアーズに関わる全てから『心燃える瞬間を』感じていただくことを目指す想いは変わらずに持ちつつ、さらなる成長で結果による”強い衝撃”を世の中に与えることを布告する『DYNA IMPACT(ダイナインパクト)』という言葉を新たに加えました。
2. 2024-25シーズンに向けたクラブの指針
私たちダイナボアーズは昨季『心燃える瞬間を』のスローガンを掲げ、開幕戦での『相模原1万人プロジェクト』を筆頭に、たくさんの心燃える瞬間をファンの皆さまをはじめ多くの関係者と共有しました。メディアの皆さまにもこのスローガンをたびたび取り上げていただき、今もダイナボアーズのレガシーとして残り続けています。
今季はこれに加える『DYNA IMPACT』に示す通り、結果で”強い衝撃”を与えることを布告しました。非常にチャレンジングな声明となるこの言葉ですが、皆さまの予想を上回る結果にコミットする、強い意思が込められています。
(1) “心燃える瞬間“を創るスタジアム
①相模原1万人プロジェクトの反省
2023-24シーズン開幕戦で掲げた『相模原1万人プロジェクト』は、当日の観客数7,852人と1万人の集客を達成できずに終えました。発券数は1万を超えながらも(10,681枚)当日ご着席いただいた数は想定より伸はずことができませんでした。
複数の原因がレビューされる中で、最も大きなものに「スタジアムと輸送の正しいキャパシティ」を見誤った点にあると考えています。駐車場が早々に満車となり、増便したバスもほぼ満席。スタジアム内はメインスタンドの一部を除いてびっしり埋まり、自由席では多くの立ち見を出してしまう状態でした。
②“心燃える瞬間”を感じるスタジアムとは?
『相模原1万人プロジェクト』を経て、私たちダイナボアーズは改めて“心燃える瞬間“について考え、本当に必要なものを再考しました。今回出した答えは、1万などの数字を追うのではなく、来場された観客・ファンの皆さまが最も楽しめる、満席に近い”満たされたスタジアム”にすること。開幕戦といった特定の試合に限らず、できる限り多くの試合で”満たされたスタジアム”をつくり、来場された皆さんに“心燃える瞬間“と”IMPACT”を与えたいと考えています。
(2)競技結果で与える衝撃
あえて明確な順位は出しませんが、2024-25シーズンは競技結果でもインパクトを与えたいと考えています。スポーツ(試合・競技)が興行の中心にある以上、その内容が“心燃える瞬間“にとって重要な位置づけであることは言うまでもありません。
選手たちにとって順位は、目の前の試合に全力で挑み得た結果の積み重ねでしかありませんが、クラブとして唯一掲げる「2027年の日本一」という目標に向け、IMPACTを与える結果で勢いづけたいと考えています。
3. 2024-25シーズン チーム情報
(1) キャプテン/バイスキャプテン(副キャプテン)の発表
2024-25シーズンも引き続き、岩村キャプテン/鶴谷バイスキャプテンの体制で臨みます。両者ともにグレン・ディレーニーヘッドコーチ体制となった2022-23シーズンより就任。今季で3シーズン目となります。
【2024-25シーズン キャプテン】
岩村 昂太/IWAMURA Kota
1993年12月7日 福岡県久留米市出身 182cm/87kg
東福岡高校、同志社大学、トヨタ自動車ヴェルブリッツを経て、2021年三菱重工相模原ダイナボアーズへ加入。2022-23シーズンよりキャプテンで今季3シーズン目。
■コメント
「今季も歴史あるダイナボアーズでキャプテンを務めることができ、とても光栄です。リーグワン開幕に向けて、一歩一歩正しいプロセスを踏み、良い準備をしていきたいと思います。また、ファンや相模原の皆さま、会社の皆さまなど、関わる人たちに少しでも『心燃える瞬間を』感じていただけるように、我々のDNAであるハードワークを全面に出して戦っていきます。今シーズンも熱い応援よろしくお願いします!!!」
【2024-25シーズン バイスキャプテン】
鶴谷 昌隆/TSURUYA Masataka
1990年10月18日 青森県青森市出身
186cm/105kg
青森北高校、筑波大学、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスを経て、2021年三菱重工相模原ダイナボアーズへ加入。2022-23シーズンよりバイスキャプテンで今季3シーズン目。
■コメント
「今季も引き続きバイスキャプテンを務めさせていただくこととなりました。ダイナボアーズのDNAであるハードワークを今シーズンもグラウンドで体現できるようチームが一丸となり、サポーターの皆様と共に闘っていきたいと思います。今シーズンも全緑応援よろしくお願いいたします」
(2) 2024-25シーズン公式戦ジャージ
『心燃える瞬間を』への想いは変わらずに持ちつつ、さらなる成長と結果を布告する『DYNA IMPACT』への意思は、昨季から明確なモデルチェンジとなった2024-25シーズン公式戦ジャージにも示されています。
ファーストジャージ/セカンドジャージ共に、相模原市とダイナボアーズのカラーである"緑"を軸に、力強い上昇のエネルギーと未来への躍動感をダイナミックなラインで表現。『DYNA IMPACT』を世に与えるべく進化を目指すダイナボアーズ全員の意思を象徴するとともに、市民の誇りを高め相模原市の未来への希望と成長を体現することを目指しています。
また、特にファーストジャージにおいては多くのパートナー企業の皆さまにお力添えいただき、グリーンバックの白抜きによるモノクロロゴでのジャージ掲載をご了承いただきました。様々なステークホルダーの皆さまにご協力いただき完成した、逞しく、クールなジャージを、ダイナボアーズの力に変え2024-25シーズン戦います。
4. 主要スタッフコメント
(1)石井 晃 ゼネラルマネージャー
「今季、ディビジョン1で3シーズン目を戦います。毎年、環境や体制を整え、常に上を目指してきましたが、いよいよ勝てるチームに近づいてきたという手ごたえもあります。厳しい鍛錬を続ける選手たちが結束し、その力が発揮されることを楽しみにしています。また、これまで以上のインパクトをもたらすべく『DYNA IMPACT』をスローガンに定めました。ダイナミックなインパクトを地域に、日本ラグビーに、残したいと思っています。皆さんと一緒にスタジアムで感動を共有できる場面をたくさんつくっていきましょう」
(2)グレン・ディレーニー ヘッドコーチ
“Last season we made great progress by improving on our previous year’s league finishing position. We were competitive and played some good rugby achieving some memorable victories along the way. We were able to achieve this feat thanks to the effort of everyone involved. If we can play our game with more consistency this season, we give ourself a great chance to build again and climb the league. A lot of people are looking forward to seeing how far Dynaboars can go this season, and we will do our best to live up to those expectations.
This year will be our third season under Kota Iwamura as Captain and Masataka Tsuruya Vice-Captain. They are great leaders and have been in the key part of our success for the past two seasons. We look forward to showing you a Dynaboars team that is continuing to grow."
「昨季は2年前のリーグ戦より高い順位で終わることができ、再び成長を見せたシーズンになりました。見応えのあるラグビーを見せることができ、印象に残る勝利もあったシーズンでした。このような結果を出せたのはみんながすべてを出し切ったおかげです。今季も自分たちが一貫性を持ってプレーできれば、再び順位を上げる機会が増えるでしょう。今季のダイナボアーズがどこまで行けるのか、たくさんの皆さまに期待されていますし、その想いに応えられるように頑張っていきたいと思います。今季で岩村キャプテンと鶴谷副キャプテンの体制3期目となります。リーダーとして素晴らしい人であり、過去2シーズン私たちの成功の真ん中にいる二人です。まだまだ成長していくダイナボアーズを楽しみにしていてください」